ポケモン初心者が白馬パルキアを握って擦り続けてきたお話

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                  こんにちはAlice.と申します。

初投稿で拙い文かと思いますが暖かい目で見守って頂けると嬉しいです。今回はS29~31まで使い続けた白馬パルキアを使い続けた感想+構築記事を綴っていきたいと思います。

 

                             【構築経緯】

対戦を始めた初期は黒バド×ザシアンの構築を使っていたのですが、ランクマで当たる白馬パルキアにボコボコにされていて、当時視聴していたキヌガワさんも白馬パルキアを使ってた事もあり

「トリル貼って上から殴るだけでしょ?そんな簡単な構築で結果残せるなら自分も使えば強くなれるんじゃね...?」

というしょうもない下心から使い始めました。現実は厳しく、使い始めは環境TOPのガオガエンやザシアンに踊り踊らされ蹂躙されて来ましたが、諦めず自分なりに頑張って活かしてみようと思い使い続けました。

 

                           【個体別解説】

                       ・白馬バドレックス

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性格:ゆうかん

持ち物:弱点保険

努力値:HA252 D4

技構成

・ブリザードランス・じゅうまんばりき

つるぎのまいトリックルーム

 

                        〜努力値配分意図〜

努力値は攻撃の軸なのでHAぶっぱにしました。終盤H252B188の調整も耳にして候補にしましたが、HA252にした理由は2つあります

理由①

・白馬バドレックスの苦手なザシアンのきょじゅうざんは威嚇やリフレクターで対処可能だったりするので立ち回りさえしっかりしてればわざわざBにふる理由が無い。Bに188振った所で108陽気ザシアンのきょじゅうざんを耐えれない。耐えるからと甘えて突っ張っても突然の急所には対応出来ない。急所をケアするなら最初からガエンで威嚇サイクルを回せばいいと結論になった。

理由②

・白馬バドレックスの本質はブリザードランスの威力の高さにあると考えてるので、火力を削ってしまうと、ランクマでちらほら当たった耐久に振った非ダイマイベルタルに確定で落とせない場面が辛い。

トリル構築は上から高火力で殴ることに意味があると思ってるので、トリル下での削る火力はある種相手に選択肢を広げてしまう要因になりかねないと思ったので余剰火力だったとしても、様々な場面に強く出れるこちらの安心感(白バドに対する信頼)に繋がると思ってHA252を貫き通しました。

 

                            ・パルキア

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性格:れいせい

持ち物:いのちのたま

努力値:HC252 D4

技構成

・あくうせつだん・ハイドロポンプ

かえんほうしゃトリックルーム

 

                      〜努力値配分意図〜

こちらもトリル下でのエースを想定して、HCにぶっばしました。Sを伸ばす選択肢もありましたが、Sを伸ばすと後半トリルを貼る選択肢も出来て100族という高いSを利用して上から叩く選択肢もありましたが、Hを削ると非トリル下のダイマイベルタルを止める方法が消極的になり、Cを削ると火力不足を補う為のいのちのたまの意味が無くなってきたり、Sを伸ばす事によってトリル下でのパルキアの下からの動きが目立つ事があったので最遅にしました。

ミラー意識でAをマイナス補正を掛ける選択肢もありましたが、相手はどこまでSを伸ばしてるのか分からなかったり、環境に応じてSを伸ばすいたちごっこに付き合うくらいならこちらが最初からSが遅い前提で立ち回った方が、余計な事を考えず気持ち的に楽になるので最遅にしました。

パルキアに関してはタイマン性能なら構築内で1番信頼が高く、バドレックスのダイマよりパルキアダイマを切る事がブリザードランス(範囲技)+相手にとって圧になる場面が多かった(雨無しダイストリームで無振りザシアンが落ちたりあくうせつだんで急所の期待値が高かったり白馬剣舞+パルキアの技でブリザードランス圏内に押し込んだり)ので扱いは大切にしてた。

 

                           ・モロバレル

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性格:のんき

持ち物:オボンの実

努力値:H252 B186 D70

技構成

・まもる・いかりのこな

・きのこのほうし・かふんだんご

 

                     〜努力値配分意図〜

HB....ふとうのけん発動時のA補正込み252ザシアンのきょじゅうざん+ねこだまし確定耐え。威嚇1回込でオボン発動圏内まで確定耐え。

HD....臆病C252カイオーガれいとうビーム媒体のダイアイス確定耐え

S....非トリル下での最遅トリトドンより先に行動可

他にも様々な配分理由はありますが割愛させて頂きます。

 

モロバレルはいかりのこなを押した場合耐える事に意味があるポケモンとして認識してたので、HPがMAXの時に環境に蔓延る高火力に耐えれるように調整しました。トリル下でのかふんだんごが味方回復や、やる事が無い時のタスキ潰しにもなりめちゃくちゃ強かった。かふんだんごのお陰でパルキアがテレパシーでSを隠すよりもかふんだんごの恩恵を得たくてプレッシャーを採用するくらいHP管理が簡単になる。

かふんだんごの枠の候補として、たたりめを採用してダイホロウビートでバドレックスの火力アップも考えたが、自分の立ち回りや構築と相談した結果、モロバレルダイマックスするよりサイクルとして動かした方が強いと判断してかふんだんごを採用しました。

このモロバレルの調整は自分で考えて調整したポケモンなので攻撃を食らった時に自信を持って相手の火力調整を判断出来る基準にもなれたので構築内でのお気に入りの1匹。

 

                           ・カプレヒレ

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性格:のんき

持ち物:たべのこし

努力値:H252 B140 D116

技構成

くろいきり・リフレクター

しぜんのいかり・いやしのはどう

 

                     〜努力値配分意図〜

HB....補正込みA252ザシアンきょじゅうざん確定耐え

カミツルギA252リーフブレード確定耐え

HD....C252フシギバナリーフストーム確定耐え

Bに多少厚く振りつつ総合耐久寄りにして少しでも長く場に居座り、何かあった時のクッション役として使いたかったのでこの配分にしました。

 

カプレヒレの配分は最初HBだったが、採用してる技構成は攻撃技が無い為、瞬間的に圧力をかけるのでは無くしぶとく生き残る事によって長期間相手に負荷をかけるのが仕事な為、最低限あらゆる等倍技から耐えて欲しいという意図の元BDに厚く振りました。

カプレヒレの仕事はしぜんのいかりで相手を少しずつ削って白馬orパルキアの攻撃圏内に入れたり、リフレクターで擬似威嚇として使用したり、いやしのはどうで回復したり、くろいきりで相手の積みを解除したりとやる事が沢山あるがその分選出した際の出来るバリエーションが増える事によって、選択肢が増えるのも強みだと思ってる。こんだけ長ったらしく書いたが特化きょじゅうざん耐えれば何でもいいって思ってて、耐えてくれれば何でもいいと思って大した意図が無い為それはもっとしっかり意図をもたせるべきだと反省点でもある。

 

                           ・ガオガエン

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持ち物:気合いの襷

性格:ようき

努力値:AS252 B4

技構成

ねこだまし・すてぜりふ

・じごくづき・フレアドライブ

 

                     〜努力値配分意図〜

本来ガオガエンは硬い方が強いし、最初はHB寄りの硬いガオガエンを採用してたが白馬パルキアガオガエンを握る場合は、オーガにも目の前で出さなきゃいけない場面が出てきてオーガの前でも生き残って欲しい場面が多かったので襷なら一撃なら確定で耐えれるので、集中されない場合1回は確実に仕事出来るのがただ硬くするより安定感があって強かった為採用。

Sを伸ばした理由は2つあります。

理由①

・ガエンミラーのねこだまし勝負で勝ちたかった。

「ガエンはねこだましするポケモンじゃない」

これに関しては正しくて毎回ガオガエンねこだましするかと言われるとそうじゃないし、ねこだましされるの分かってれば引けば良い。確かにそうかもしれないが、ただでさえトリックルームで1ターン隙を作るのに消極的な引きは隙を作るターンを増やすだけじゃなくて引き先のポケモンに負荷をかけるっていうデメリットがあると感じたので、襷を使うなら耐久に伸ばす必要が無いと思いわざわざ隙を作らなくて良くなるなら、Sを理由として矛盾してないと思いSを伸ばしました。

理由②

トリル下での遅いポケモンの下からすてぜりふを打てたり相手のガオガエン出しや非トリル下のタイミングでじごくづきを打てたのが強かった。DDラリアットでも良かったがDDラリアットにしとけば良かったと思う場面が無かったので不採用にした。

Aを伸ばした理由は単純で、無振りザシアンをガオガエンで簡単に見たいのが理由です。Aを252振ることによって無振りザシアンを確1取れたりリフレクター込の晴れフレアドライブでも同じ事が出来るので強みです。ブリザードランスを入れれば耐久振ってても、簡単にフレアドライブ圏内に入れれるのでバドレックスがじゅうまんばりきを打たず、ブリザードランスを押す選択肢が広がるっていう点ではとても強いので採用しました。

 

                          ・サマヨール

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持ち物:しんかのきせき

性格:なまいき

努力値:HD252 B4

技構成

・かげうち・ナイトヘッド

・ちょうはつ・トリックルーム

 

                     〜努力値配分意図〜

サマヨールは物理の代表格の格闘技が飛んでこないという理由で、BよりDに振る方が懸命だと思いD方面に厚く振ろうと思いました。Dに252+でひかえめ252のメガネ黒バドのアストラルビットをダブルダメージで耐えれるので、構築の選択肢が広がると思いHD252に振りました。ただ現実問題黒バド+レジエレキの構築がそれなりにあったので、中々前に出せなかったです。リンヤサン構築にはバレル+サマヨールで出すので防塵ゴーグルリザードンの晴れ下ゴクエンを耐えるのでDに振っても問題無かったなと思ってます。何かあった際のクッションとして活用出来てある程度なら耐えれるので、後発で出す場合もあって、トリル最終ターンのトリル×トリル要因にもなれるので強かった。

 

サマヨールは技構成がコロコロ変わりました。ちょうはつの所がまもるになったりおにびになったり手助けになったりしました。いたみわけも強いとは思ったがサマヨールは役割がある時に出すので汎用性を求めるポケモンでは無いと判断し、技の1枠は出した時に暇になる事を極力減らそうと思いました。

トリル下でバドレックスより早く動くポケモンに対して自由にさせない方が強いと思い、ちょうはつで確定しました。

 

                           【選出方法】

 

                            ・基本選出

先発:ガオガエン+パルキア

後発:モロバレル+白馬バド

使っててこの選出が1番強いと感じた。ねこだましをチラつかせつつ、すてぜりふ+トリルで相手を弱体化させてから裏から白馬を出してトリル下で禁伝2体の圧をかけれるのが強かった。ガエンが最速のおかげでねこ勝負にも勝てるので邪魔されずにトリルを貼る事が可能。黒バド+ザシアンに出す事が多かったです。ミラー構築にはバレルの枠をレヒレにして相手のバレル対策をします。

 

出し負けやパルキアが相手のダイマポケモンの攻撃に耐えきれない場合パルキア→バレル、ガエンすてぜりふで相手を弱体化させつつ次のターンにトリルを貼りつつ、相手のダイマターンを稼ぐ事が出来るので1ターン消極的に見えてアドを稼ぐターンを1ターン先送りしてるので、色々なパターンに対応出来るという意味でも立ち回りに柔軟性がある点で強かったです。

 

                               ・選出②

先発:モロバレル+パルキア

後発:ガオガエン+バドレックス

 

この出し方はモロバレルのキノコのほうしで相手を眠らせ無くても、トリルさえ貼れば勝てるプランが見えてる時はこの出し方をします。いかりの粉+トリルでバレルが落ちた後に裏からバドorガエンを出せる動きを基本とします。

相手の選出に圧が無かったり、1ターン目の動きがトリル返しや消極的な動きが見えてる場合はキノコのほうし+トリルで始まる時もある。基本的にはオーガ+ザシアンの構築によく出します。

 

                           ・対リンヤ構築

先発:モロバレル+サマヨール

後発:ガオガエン+バドレックス

 

リンヤ構築にはバドレックスが通り過ぎてるのでモロバレルで眠らせる(誤魔化す)必要が無い+トリルは絶対貼りたいので、パルキアだとゴーグルリザードのダイドラグーンをケア出来ないのでサマヨールが適任。バレルが落ちた後のかげうちで弱点保険の起動役にもなれるのでパルキアよりサマヨールが適任だと思いました。

 

バレルが落ちた後のバドレックスをDMして蹂躙していきます。相手として白馬バドを落とす上で大切なザシアン+リザードンリザードをサンパワーで決定力を上げるために晴れを残したい理由でグラードンも中盤が大切になるので、グラードン方向にダイアイスをされると天候操作が不可なのでグラードンガオガエンで相手を1段階弱体化。リザードは残したいのでダイウォールが相手視点安定の裏を取ってグラードン方向にダイアースを打つことによって、ガオガエンの威嚇を相殺+A下げの手段が無くなるのでこちらとしてはアドになるのでその動きが安定です。

 

                       【使ってみての感想】

・使う前はトリル発動して殴るだけ。「簡単」だと思ってたが、使ってみるとトリルを貼ることを許さない先発やトリルターン中綺麗に枯らせる動きだったりで使ってもそれなりに苦労はあった。自分の黒バド+ザシアンの構築が如何にトリルに対して何も考えてないという構築自体の浅はかさを感じた。環境に蔓延るダイジェットや鉄球トリックが滅多に飛んでこないので瞬間的な行動の入れ替える事による辛さをあまり感じなくてそこは多少楽に動けるようになった。

・トリル貼る→上から叩く。やる事自体は簡単でプラン自体は分かりやすいので慣れてくと何をしたいのか身体に染み付くようになった。最低でもトリル残り2ターンのタイミングから2ターン以内に勝負を付けるかトリルを再度貼るかを判断する必要があるので、必然的に数ターン先の動きを考える必要があるので考える事は多かったが先を考えてサイクルを回す、サイクルを回されるのを読んで阻止するという考え方はこの構築を握ってて身に付いてきたと思う。それと同時に相手の「トリルを枯らすサイクル」 は自分には無い技術なので、やられて上手いと思う動きは参考にしたいと思った。

 

・トリル構築とは関係ないが、自分で努力値を考える事の重要性をこの構築が教えてくれた。自分で考えたモロバレルに関してはこれは受けきれる.この火力だったら強化アイテムがある等の線引きが可能になるので努力値を自分で振る=ポケモンに対する信頼が上がる。 に繋がってくると感じた。なので自分で構築を組む、努力値を考えて振るというのは大切だなと感じたので、自分で組む力を身につけたいなと感じた。

 

                               【戦績】

 

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今までずっと4桁後半に滞在してたが、初めて3桁の世界が見えたのはとても嬉しかった。最初はチキってここから戦いたくないと思ったが、周りの先生の後押しもあり戦った結果271位からボコボコにされたけど、自分の立ち回りや自分より上の人間の戦い方を知れて動きを煮詰め直すきっかけになっていい経験になった。

 

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白馬パルキアを使った予選は18-2で初めて1700載っけた時は本当に嬉しかった。当時は成長してる実感が無く1600すら載っけれるのかな....?って不安あったが、一種の目標を達成出来て良かった。それと更に上を目指そうって気持ちになれた。

 

                             【最後に】

対戦を始めてまだ間もないが、構築を知るって事がとても大事だと思った。最初は難しいと思ってても使っていけば愛着が出て「どうすればこの対面、この構築に勝てるようになれるかな」と思って煮詰めて頑張る力にもなれたので触る事は大事だなと感じた。より対戦を楽しめるきっかけにもなれて頑張ろうというモチベにも繋がったので今後も頑張っていきたいと思いました。世界目指して頑張ります。最後まで見て頂きありがとうございました。